概算払いは納入済みの対象経費にかかった金額の一部を、貰える予定の補助金から先に請求する申請です。
実績報告は、対象経費全ての見積時~発注時~納入時~支払い時の証拠の提出が必要ですが、
概算払い請求も、対象経費の一部の見積時~発注時~納入時~支払い時の証拠の提出が必要です。
当社では勝手にミニ実績報告と名付けています。
申請条件としては、既に納入された対象経費の見積依頼書・見積依頼書等から、発注時、納品時、支払い時の証拠書類をまとめて提出が必要です。
図では一番最初に納入された対象経費を対象としていますが、
対象経費2でも問題はありません。請求できる最大の金額を考えれば払っている金額が大きい方から請求した方が良いということになります。
タイミングは事業者様の資金繰りなども含め事業者様自身で判断して頂きます。
必要書類の発生観点から見ると、赤枠赤字の部分が概算払い請求に必要な書類です。
地点ごとに分けると、1-交付申請時、2-発注前、3 -納品時、4-支払い時。おおざっぱに分けると上記のような感じになります。
よくある例が先に計画変更申請が必要な場合です。
書類の収集箇所おける「2-発注前」に見積金額に変更がある場合は最初に計画変更申請を行い、承認され次第概算払い請求を行います。
概算払い請求でもそうですが、時期が早い方が当然申請結果も早くなります。
いずれにしても先に計画変更申請の必要性を確認しておく必要があります。