この記事では実際に企業に在籍していた時に遭遇した状況を元にどのように事故報告申請を行ったかを書いていきます。今回は実際の1回目申請からの推移に焦点を当てます。
前回の記事はこちら。
事業計画内容と実施期間の状況
事業計画内容は事業再構築において「新分野展開」に採択され新しい製品の増産体制のために下記対象経費を定め全て発注を終え、一部納入が完了している段階で1回目の事故報告申請を行う。
対象経費① 建物費 納入済
対象経費② 機械-1 発注後(製作中)
対象経費③ 機械-2 発注後(製作中) の状況にあった。
1回目の申請時は2023年5月の連休明けに機械-1が2023/11月末、機械-2が2023/12月末納入という申し出であったため、
2023年5月30日に1回目の事故報告申請で3か月事故報告申請を行い2023年6月20日で申請承認。下記の補助事業期限へと変更した状態。
しかし、発注業者より申し出のあった納期予定では現状の補助事業期限では引き続き間に合わない状態にあった。
2回目の事故報告が必要になった経緯
・1回目の事故報告申請時点で補助事務局より1回で3か月分までしかできない。残りが必要な場合は、もう一度事故報告申請を行ってくださいと言われていたこと。
1回目と2回目申請の状況の違い
1回目の業者からの状況:機械-1が2023/11月末、機械-2が2023/12月末納入になる
2回目の業者からの状況:機械-1が2023/12月末、機械-2が2023/12月末納入(2024/1月半ばになる可能性も・・)になる
いずれにしても2回目は最初から必要だったので2回目の事故報告申請に取り掛かりました。
延長期間の設定
申請期間は1回目と変わらずです。事務局側としては2回目を受け付けるだけになります。
機械-2の方は仮に2024年1月にまたがっても当月納品の当月請求に切り替えれば問題ないだろうと判断。
状況が多少変化している為もあり再度、
①補助事務局へ入力する遅延理由を記入したワードファイル
②遅延理由書のテンプレ
の二つを再度正確な状況を記入しました。
①補助事務局へ入力する遅延理由を記入したワードファイル
1回目の文書をテンプレートして保存しておき、2回目に合わせて変更箇所のみ修正。赤字が修正箇所
②遅延理由書のテンプレを作成し、押印してもらう
1回目の文書をテンプレートして保存しておき、2回目に合わせて変更箇所のみ修正。赤字が修正箇所
延長する理由の入力と業者に貰った遅延理由書を添付し申請。
1回目の申請同様、先のワードの理由をそのまま申請画面に入力し下記ファイルを添付資料として添付しました。
・機械-1の発注書
・機械-2の発注書
・遅延理由書
発注書を添付したのは当初はこの予定であったが今回はこのようになる・・・その裏付けのために必要だと判断。
2023年9月20日に申請作業を行いました。
申請結果
10月22日に無事2回目の事故報告が承認されました。
状況は下記の図のようにひとまず変更することが出来ました。
2回の事故報告で業者より申し出のあった納期にまでに間に合うように事故報告を無事完了しました。
この後は無事1月後半に機械-1、機械-2同時に納入完了し実績報告まで間に合わせることが出来ました。